About Hemp 

Hemp(ヘンプ)とは、アサ科の一年草で、和名を『麻』といいます。

古代から人類の暮らしに密接に関わり、世界各国で、繊維作物、種は食用として栽培されてきた歴史がある『麻』。

日本では紀元前から栽培されていた植物であり、第二次世界大戦以前まで、米と並んで盛んに栽培されていた主要農作物でした。

また、日本神道で麻は、罪穢れを祓う神聖な植物とされ、神社の注連縄や鈴縄には麻の繊維が利用されるなど、日本の重要な文化として位置付けられています。

さらに麻は、衣類や食品をはじめ、住宅用建材や紙、プラスチックや燃料など様々な製品を作り出す事が出来る万能な植物であり、紙に至っては、木材と比較しても4倍ものパルプを生産する事が可能。

歴史をみれば、1930年代には既に”自動車の王様”と呼ばれるヘンリーフォードが「土から育ったオーガニックカー」として車体と燃料に麻を使用したヘンプカー(麻の車)を作り出しています。

さらには、約3ヶ月で収穫でき、生育の際に大量の二酸化炭素を吸収してくれる事などから、地球温暖化に歯止めをかける、環境に優しい資源として、世界各国で見直されている植物です。